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『貸金業規制法』いわゆる「みなし弁済」と称される

『貸金業規制法』いわゆる「みなし弁済」と称されるものだ。契約内容をあきらかにする書面の交付(同法17条)、支払い時に利息二万本への充当内訳等の記された受領書が交付されでいること(同法18条)の2点を指す。「半強制」であり「暗に強制」である。「イヤ」であれば契約しなければよいだけのことだが、それでは融資が受けられない。そうなると、結局「イヤ」でも受け入れるしか手はない。逆に、業者からみれば利用者が「イヤイヤ」支払おうが「ヨロコんで(?)」支払おうが、「利用者の意思で支払われた」と解釈する。都合のいい解釈だが、「イヤ」も「ヨロコぶ」も両方人間の思いであることに変わりはない。さらに、この解釈方法を、混乱に陥れているのが裁判所による見解であり、判例である。近年、貸金業者を対象に増えてきた「過払金返還請求訴訟」によるもので、裁判ではことごとく「原告(利用者)勝訴、被告(業者)敗訴」が言い渡されている。すなわち「利用者の意思で支払われた」という解釈は、こと。法廷内に限っては通用していない。貸金を規制する法律が、二つであれ三つであれ「利息制限法が上限金利」という回答が現に出されているわけだ。キャッシングを利用した際、「金利」は切っても切れない関係で付いてくるのである。

銀行員のなかで花形部署といえばどこ?

どこの会社にも出世競争がある。メーカーなら研究・開発、サービス業なら営業など、各業界にはそれぞれ「花形」とよばれる部署があり、そこに配属されることが、出世競争を有利に展開するための大きな一歩となる。では、銀行の花形部署とはとこだろうか。人事部、企画部、審査部などが有力候補としてあげられるが、かつては文句なしにMOF担だった。MOFとは財務省(旧大蔵省)のことだ。かつては、大蔵省が金融行政を一手に引き受けていて、省内の銀行局がその中枢を担っていた。MOF担はこの銀行局に出入りして、金融行政について情報収集をおこなっていた。彼らは、支店長クラスからもうらやましがられるほどの厚遇を受け、社用車を自由に乗り回したり、自由に交際費をつかうことが許されていたという。だが、そんなMOFにも転機が訪れた。大蔵省の検査官などに対する度を越した接待が問題となり、マスコミなどで大きく取り上げられたのだ。とくに、有名な接待がノーパンしゃぶしゃぶ接待だ。しゃぶしゃぶ料理店のウエートレスが、ノーパン・ミニスカートで料理を運んでくるいかがわしい店で、MOF担が大蔵省の官僚を接待していたことが発覚、MOF担の問題点が大きくクローズアップされた。この一件以来、MOF担にはマイナスのイメージがついてしまい、いっぽう、銀行の指導・監督権も金融監督庁へ移行した。さらに、金融監督庁は金融庁へと改変され、MOFは、ついに姿を消したのである。現在では、MOF担に代わって「FSA担」が、監督官庁である金融庁の意向を探る役目を負っている。FSAとは、「binancialservicesAgency」の略で、MOF担と同様の仕事を引き継いでいる。もちろん、いまさらMOF担のような過剰接待をするわけにはいかないから、仕事の仕方はかなり変わっているようだ。こうしてMOF担の権威は弱まり、現在の花形は広報室といわれている。そのおもな仕事は、投資家への広報活動と、テレビ、新聞、雑誌などのマスコミを通じての幅広いPR活動である。広報室に勤務する者は、これらの任務を遂行するために銀行経営全般についての専門知識をもち、会長、頭取などの経営中枢からも厚い信頼を得なければならない。この広報室も、かつてのMOF担も、銀行では本部にある経営企画部に属する。経営企画部は、銀行経営全般に関する基本的な業務を扱う部署であり、経営ビジョンや経営計画の立案、資金・収益計画の総括、リスク管理、内部統制の整備などをおこなっている。広報室に配属された銀行員は、将来が有望視される。とはいえ、いくら花形部署に勤務しても、その後はサッパリという人もいるだろうが。

利息に相当する、投資の仲介手数料

イスラム金融は、そうした事態を回避するために考え出された。事業を始めたいがお金がないという人に資金を貸し出す行為を融資というが、イスラム金融では、これを「投資」と解釈する。つまり、じっさいは融資をしているのだが、あくまで事業内容に共感し、自分も共同経営者のような立場で投資したと読み替えるのだ。そして、その事業で利益を上げれば、資金提供者は利益の一部を得ることができる。この利益の一部が、いわゆる融資の利息となる。もっとも、これはあくまで「解釈として」である。じっさいには、これから事業を起こそうという人を探し出してきて、資金提供するといったまわりくどいやり方はせず、銀行が仲介する。銀行は資金提供者からお金を預かり、そのお金を事業者に貸し出して事業者から利息(に相当するもの)を受けとる。解釈としては仲介手数料をもらっているだけであり、「利息をもらってはいけない。払ってもいけない」というイスラムの教えに抵触する恐れはない。


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