車検制度とは、もともとユーザーの車の安全を保障する制度ではありません。2年(新車なら3年)たった車が次の2年間、公道を走ってもいいという許可を与えるだけの制度なんです。車検は車の安全のための制度だと誰しもが思ってきた。国も業者もユーザーに口を揃えて“安全のため”といってきたからだ。ユーザーはこの一言で、車検をパスした車は国や専門家の業者が今後2年間、自分の車の安全を保障してくれた、と錯覚した。しかし、これは大間違いだ。端的な例でいおう。昭和54年に車検にパスした翌日、走行中にタイヤがふっとんで事故を起こした車があった。運転していたユーザーは、車検整備をした業者と車検をパスさせた国を訴えた。しかし、国の見解は「そもそも車検は、安全を保障するものではない。車検は車が次の車検時まで公道を走行することを許可したにすぎない」ということだった。いままで車検こそ車の安全のための点検やチェックがなされていたと思っていたユーザーは、とんだ肩すかしをくった例だ。つまり国も業者も車検で“安全は保障”してはいないのだ。しかし、よく考えてみれば、自分のお金で買った車だ。安全面の保障だけ国に頼るというのは寄らば大樹の陰的発想。国が車検でとっている料金はたったの1200円にすぎないのだから、それ以上多く望むほうが酷なのだ。
[参考]
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http://www.goo-net.com/syaken/
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