すぐ「子ども部屋にカギを設けるべきか否か」といった議論になってしまいがちです。しかし、これは全く次元の異なる話です。なぜこうした的外れな議論になってしまうのでしょうか。それは個室に対する親の認識が間違っているからです。子ども部屋を与える以上、親であっても断りなく出入りするのは、約束違反です。個室を与えるのは、子どもを独立した個人であると親が認めた証ですから、その一方で個人のプライバシーを踏みにじってしまったのでは、親の子どもに対するポリシーが疑われます。
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大切なのは、カギを設置する、しないという議論ではなく、個室を与える覚悟と約束を守る意志が親にあるのかどうか、そして個室を与えながらも、どうすれば家族の心理的な距離を保っていけるのか、その方法論についての議論なのです。