住宅資金の不足分を補うのが住宅ローンです。「生活しながら安定して返済できる」といった収入の基準によって、借りられる金額が決まります。公庫などの場合、税込年収の60分の1に相当する額が月々の返済額の限度になっています。つまり、年収の20%にあたる年間返済額が上限になります。たとえば、年収600万円であれば、毎月の返済額の限度は10万円(年間返済額120万円)ということです。ボーナス併用払いの場合も120万円の枠内から振り分けます。これに返済期間を何年にするかで借りられる金額が決まります。返済期間が長いほど多く借りられるわけです。20年返済にすれば、2400万円ということになります。また、購入する物件の専有面積やマンション全体の階数、物件の質や管理状態の良さによって、細かに融資基準が分類され、融資額も違ってきます。さらに、金利や返済方法によっても借りられる額は変わります。金利は低いほど実質的には多く借りられますし、元金均等返済よりも元利均等返済のほうが、同じ条件でもより多く借りられます。民間ローンの場合は柔軟性があり、公庫よりも借りやすい設定といえるでしょう。