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ネクタイを選ぶうえでこれだけは注意しておきたいこと

ネクタイを選ぶうえでこれだけは注意してお選び頂きたいのが「動物」のようなタイプです。周囲の女性から「かわいい〜」と反応がある場合もありますが、それで気を良くしてはいけません。女性がかわいいといっているのは柄についてであって、あなたのセンス自体は「?」と思われていることが多いものです。類まれなる愛犬家が犬のネクタイをしたり、会社の宣伝の意味で自社のキャラクターが入ったネクタイをしたりするなどの理由がある場合は別ですが、ウケ狙いで動物柄を選ぼうというのであればお避けになったほうが無難であると思います。また、同じ動物柄でも目立ちすぎないものはビジネス圏内です。動物柄を選ぶなら、色や柄のバランスには十分注意してください。

カジュアルを大人の女らしく素敵に

カジュアルを大人の女らしく素敵に、というのは若さを取り戻せない私達世代にとっての願望だ。カジュアルを着て似合う、それもひと味もふた味も素敵に着てしまうなんて、おしゃれの達人と呼びたい。ところがそんなおしゃれの達人にほとんどお目にかかれない。カジュアルでもどこかチャラチャラしていたり、若い人と同じままの着方で時間をストップさせていたり、どうもバランスが悪くなってしまう。お目にかかれないなら達人を想像してしまうしかない。ボーイスカウトのような砂色のシャツとショートパンツ。形は上下ともゆったりさせて、上質のベルトで決める。靴は白のスニーカー。軽やかなテント地のものではなくて革使いの本格派がいい。ショート丈パンツの足元の安定カジュアルを素敵に着るために、ソックスは二枚重ねに、というのが絵に描いた女性だ。私なんか気持ちはあっても、自信のない脚は隠すに限ると思っているから無理だけど、スポーツで鍛えたスリムな人には挑戦してもらいたい。

遊びがリラックスした安定をもたらすのはスーツも同じ

遊びがリラックスした安定をもたらすのは車のハンドルばかりではない。そういうわけで、スーツのシステムはどんな炎天のもとでも基本的に変わらないのが約束であるが、人間の肉体の限界を超えるような暑さの地では、さすがの我慢強い英国紳士も苦肉の策として、半ズボンをはいでもよいことにした。それが、バミューダーショーツである。植民地バミューダ諸島の暑さに耐えかねたイギリス人が、一九一五年代に丈をつめた長ズボンとして考案し、一九四〇年代以降に定着したという説が通説のようである。面白いのは、このバミューダーショーツ、アメリカでは一九三〇年代半ば以来、東部の学生たちがはき始めて以来、カジュアルーウエアとして定着し、Tシャツにあわせて履いたり、足元もソックスにスニーカーや、へたすると裸足にサンダルだったりしてもオーケーなのであるが、イギリス人はあくまで、スーツにあわせる長ズボンの代用として着用するのである。だから、足元にはバミューダーホウズという、膝下をすっぽり覆う長い靴下をはいて、肌を人目にさらす面積を最小限にするのである。もちろん、上半身にはタイと上着を合わせることを忘れない。あくまで「バミューダーショーツナバミューダーホウズ=トラウザーズ」として見せることに主眼がおかれているのである。侮り難し、英国紳士。


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